どうもなまこ(@namakopc)です。
今日はPCとしてMacが必要なのかということを自分目線で語ってみました。
PCを使う用途から考える
PCを何のために使うでしょうか?
最近はスマホやタブレットが普及しているため、一家に一台、一人一台の時代ではなくなってきたかと思います。
実際私の周りでもPCを持たなくなったという方は増えました。
PCを使う用途として以下を考え、そこから用途としてMacが適しているかを考えてみました。
仕事として使う

仕事として使うといえば文書作成や、表計算、資料作成かと思います。
Macを買えばそれぞれPages、Numbers、Keynoteというアプリケーションが購入時からインストールされており、無料で使用できます。
よくWindows PCはOfficeが標準搭載されている考えられていますが、Windows PCを購入するだけではOfficeは本来使用できません。PCの値段もOffice搭載前提で上乗せされています。
Macの場合は追加料金なしで文書作成、表計算、資料作成はできます!と言っても、個人で使用する分にはいいですが、やはり他の人とファイルをやりとりするとなるとMacのアプリケーションを使いつづけるのは非常に不利に感じます。
一応互換性はありますが、やはりWindowsユーザーの方がNumbersのファイルを受け取ってもうまく開けないのが想定されますので、MacユーザーでもOfficeを使用することは必須かと思います。私も導入しています。
Windows PCでもOfficeの値段は変わりませんし、昔と違ってMacでもOfficeは十分使えるようになりました。
Officeの使用でMacかWindowsかという選択はないかと思います。
ゲームPCとして使う

ゲームPCとしてMacの購入はおすすめしません。理由としては以下です。
- そもそもWindowsPC対応のゲーム方が多い
- Macでやるにはスペックが不十分、もしくはコスパが悪い
Macでもゲームはできますが、高性能のゲームをするとコストパフォーマンスが悪くなります。
私もPCゲームをしばらくやってきましたが、PCゲームを買う際は、やりたいゲームから決めてそれに合わせてBTO(Build to order)でスペックを細かく決めていことが一番お金のかからないやり方です。
クリエイターとして使う

動画編集や画像編集、音楽制作としてPCを使うケースを考えてみます。
これらは簡単な作業であればタブレットでもできますが、専門的な作業ではPCでやる方は多いと思います。
動画編集はiMovie、画像編集はプレビュー、音楽制作はGarageBandという標準アプリでできます。しかし専門的な作業は専用のソフトが主流なので、そうなってくるとWindowsかMacかの差はなくなってきます。
プログラミングの用途として使う

プログラミングにはMacで向いていると良く言われています。その理由について触れてみます。
- Unix系なのでLinuxと親和性がいい
- RubyやPythonなど代表的な言語がインストールされている
- エンジニアにMacユーザーが多い
①は確かに私も感じているところが多いです。Macでは標準でターミナルが搭載されているためLinuxの操作をすんなり使えます。
WindowsでもPowershellや様々なターミナルが用意されれていますのでできますが各々少し操作が違ってくるのがたまにイライラします。
WindowsでもLinuxを扱いたい場合はWSL(Windows Subsystem for Linux)もあるのでMacが優位ということはないと思います。
WSLの導入方法については公式で導入方法があるのでよかったら参考にしてみてください↓
②に関しては標準でプログラミング言語がインストールされていますが、バージョンが古かったりします。またWindowsでも簡単にインストールができるのでOSによる優位はないと思います。
③はよく言われ、エンジニアのブログやYouTubeでもMacを勧めている方が多いです。
私はMacでもWindowsでもプログラミングをしていますが、確かにプログラミング環境の構築はMacのほうがやりやすかった印象があります。
ある意味プログラミングに重要な環境構築はWindowsの方がコアに学べるので強くなれるメリットがあります。
①〜③以外にMacとWindowsではできることが違うのでプログラミングでやりたいことによってOSを選ぶのが重要です。
とくにiPhone用アプリといったiOSアプリの開発はMacでないと難しいので注意が必要です。
ではMacはどういう人におすすめなのか
これまでの話だとパソコンのOSにWindowsもMacもあまり差がないように思えますが、それでもMacがおすすめする理由を考えていました。
スマートフォンがiPhoneの人はPCにMacを選択するのがおすすめです。iPhoneを使っている人がPCをMacにした時のメリットについてあげてみました。
iPhoneの連絡先や写真が同期できる
スマホがiPhoneなら連絡先や写真が同期できます。iPhoneで登録した連絡先でPCのメールで使用したり、iPhoneで撮った写真をすぐにMacで編集することができます。
iPhoneにかかってきた電話をMacで受け取れる
パソコンで作業している際はスマホの着信に気づかないことがあります。スマホがiPhoneでPCがMacならiPhoneにかかってきた電話やFaceTimeをMacで受け取ることができます。
iPadをセカンドディスプレイとして使用できる
iPadをお持ちであればSidecarという機能を使ってiPadをセカンドディスプレイとして使用することができます。
最近はテレワークで家で仕事することが多いのでセカンドディスプレイを身近なiPadで賄えるのは大きなメリットです。
ユニバーサルクリップボードが便利
地味に便利な機能なのがユニバーサルクリップボードです。
ユニバーサルクリップボードとはデバイス間でコピーした内容が共有できることです。
例えばiPhoneを操作していてそれをMacで打ち込みたい場合、iPhoneでコピー、Macで文書をペーストといったことができます。
ブラウジングなどは最近はスマホが主流なのでいざPCで引用したい文書があった時にこの機能は非常に重宝します。
Chromebookという選択肢もあり

データをクラウドで管理することに抵抗がなければChromebookもおすすめです。
タブレット用途に近く、キーボードが必要な作業がある場合はおすすめです。
Officeのソフトは使えませんが、ブラウザで起動するMicrosoft Office Onlineであれば使用することができます。
マクロなど専門的なことはできませんが、簡単な文書や資料であればMicrosoft Office Onlineでも作成可能です。
Googleドキュメント等でもOfficeのような作業ができるのでおすすめです。
まとめ
以上まとめてみました。
- PCゲームをする場合はWindowsでゲームの必要スペックに合ったPCを購入をするのがおすすめ
- ゲーム以外の用途であればMacとWindowsに差はあまりない。
- 文書作成や動画編集などオールマイティーに低コストで行いたいならMacがおすすめ。専門的なソフトを使う場合はWindowsとのOSの差は無くなってくる。
- 他のデバイスでApple製品があるならPCにMacがおすすめ。特にスマートフォンがiPhoneの人はMacがおすすめ。
- コスパがいいChromebookという選択肢もあり。
スマホでもPCでもやっぱり好みは出てきますので自分の買ったデバイスを可愛く使いこなすのがガジェット愛というものですね!
今日はこのへんで。それでは。