どうもなまこ(@namakopc)です。
久しぶりにAWSネタです。当ブログはAWSのEC2を利用して運用(現在無料期間運用中)しています。
お勉強用に作成した古いアカウントを削除しようとして、色々苦労したので体験談を述べたいと思います。
そもそも前提として
これから無料期間を利用してお試しで勉強する方はフリーのメールアドレスを利用して勉強するのがおすすめです。
最初はIAMの設定など教育でやった内容をそのまま残していると、なぜ存在しているかわからなくなってきますw
何か最終的にサービスを始めたいなら無料期間を有効活用するためにも本運用したいメールアドレスは残しておいて捨てアカウントで利用方法を勉強するのがおすすめです。
停止前にすること
具体的な手法は公式でも書かれており、↓の手順で行うことができます(おい、ブログで紹介する意味あんのか?)。
解約する際は以下の点で注意が必要です。
- アカウントを解約する前にすべてのリソースを終了する
- 未払いの請求書を支払う
まずすべてのリソースを終了する。ですが、S3などのデータもリージョンごとに削除していく必要があります。もし今後も使うデータがS3にあるならば(S3に限らずですが)忘れずにバックアップをとっていきましょう。
私の場合はインスタンスやS3のデータは削除していたのですが、ドメイン関連の情報を削除しておらず、だらだら数ヶ月料金を払い続けていました😭
みなさんもご注意ください。
解約方法
AWSのユーザーを解約するためにはルートユーザー(最初に作るなんでもできる権限のユーザー)でログインする必要があります。
右上のナビゲーションバーからアカウント名を選択し、”マイアカウント”を選択します。
一番下までスクロールすると”アカウントの解約”のセクションがあるので、チェックボックスにチェックを入れて解約すれば完了です。

アカウントを閉鎖しても90日以内であればまた復活させることができます。やっぱり閉鎖すべきアカウントでなかった場合でもやり直しが効くのはありがたいですね。
アカウントの解約をクリック後、登録しているメールアドレスにメールが届き、再度ログインしようとすると、以下の画面が出てこればOKです。

解約しても請求書のページはみれるので残っている請求がないかを確認しましょう。
注意点
アカウントを停止する際の注意点です。
停止したメールアドレスは二度と使用できない
当然ですが、アカウントを停止したメールアドレスは二度と使用することはできません。
一時メールアドレスを解約しても再契約すればまだ1年間の無料期間が使えるという記事を見たことあるのですが、今はできないようです。当然と言えば当然のことですが。
なのでメインで使用するメールアドレスでAWSを運用していこうとしている際は注意してください。
停止後に請求のメールが来ることがある
アカウントの閉鎖した前の月に利用があった場合は次の月に最終の請求書が来ることがあります。請求書は1ヶ月後に遅れてくるので注意してください。
すべてのリソースが終了していない場合は引き続き料金が請求されることがあるらしいので注意しましよう。
まとめ
以上まとめです。
- AWSのアカウントの無料期間は1年間
- アカウントを解約するにはすべてのリソースを終了する必要がある
- アカウントを閉鎖しても90日以内であればアカウントを復帰できる
冒頭でも述べましたが、AWSの操作制はクセがあるので最初は捨てアカウントで練習するのをおすすめします。
無料期間を有効活用するために参考にしてくみてくださいね!
今日はこの辺で。それでは。